仕方が無いので、のそのそとベッドから起き上がった。 そして、グッと伸びをして大きく深呼吸する。 きっと今日、ハルキは消えてしまう。 ゆっくりと息を吐き出しながら思う。 昨日のハルキの声。 少し震えていた。 きっと覚悟を持って私に電話してきたんだ。 ハルキは今日……。 私はちゃんと笑顔でバイバイって言えるかな。