ずるい君が欲しい








「じゃ、また集まろう」

「いいね、」




その男子生徒に里香は
ひらひらと手を振ると
ぼうっとしているあたしに振り返る




「ごめん、結待たせちゃって」

「ううん、へーき」



あの人は同中なの?と購買で
パンを引っつかみレジに並んでる
時に横でおにぎりを持つ里香は
そうそう!同中なんだあ
と笑った





「何かちょっと悪ガキって感じだった」


里香と同中でさっき話していた男子は
少しチャラい外見と低い声が
脳裏に上手い具合に焼きついていて
印象がつけられていた