「ね、みて………」 愛子が指差す先へ、一斉に目を向ける。 ……海が一面、オレンジ色に染まる。 日が、海の向こうへ落ちていく瞬間をみた。 4人、いきを止めるほど…それは大きくて、海が、空が輝いていた。 ただ、漠然と、綺麗だと思った。 _