まさかそのネックレスがアリエルの馬鹿野郎にばれてるとは思わなかった。 ばれたときの激しい怒りとはずかしさ、と言ったらもうやばかった。 俺を認めてくれたお礼をいう暇もなく、立ち去りたくなって急いでアリエルを睨みつけた。 それを受け取ったアリエルは珍しく正直に「時間だ」と終わりを告げた。 ナギサの熱い思いを受け止められずに帰るのか、と自分で言ったくせに落胆する。 最終的に何も言えなかった。 その代わりに胸の内で言いたい言葉があふれ、制御できないまでに暴れだしていた。