あくまで天使です。



翌朝。


やけに朝早く目が覚めたので、隣でいびきをかいていそうなべリアルを起こさないように、そろそろ階段を下り、一足早いモーニングコーヒーを一気飲みしようとした。


目をこすりながらリビングに入るとカーテンで遮られ、届くはずがない朝日が目を焦がした。


瞬きをして目を慣らすと、二足早くコーヒーを啜っているべリアルの姿が映った。


「あっおはよ」


「………おう」


「早いね。いつも遅いくせに」


「俺が早く起きたらいけねえのかバカたれ」


「珍しいってことだけよ。そこまでいってないじゃん」


「瞳がもの言うんだよ」