冗談混じり、半ば本気で脅してやった。 食い物には勝てないのかすぐ 「わりぃわりぃ」 と悪気なく謝り、頭をかいた。 「んじゃ屋上でな」 ニヒルに手を振り、屋上があるほうへ歩いて行った。 しばし呆然として大きい背中を見送り、月緋のためにジュースを買い、弁解する言葉を考えながら私も教室へ戻って行った。