その後のいざこざはめんどくさいので省かせてもらう。 教師に追及され、適当にあしらいそのまま早退という名の逃走。 携帯を開くと、月緋からのメールの山でフォルダが埋まっていた。 『明日、休まないでね』 何気ない一文だが、それに込められている殺意と悪意は計り知れない。 ため息をつきながら携帯を折ると、ぼけーと目が濁っているべリアルが下りてきた。