「私は私のペースでいきたいの!分かったら邪魔しないでよ!?」 「お前のペースじゃ卒業までに絶対終わらねえから、俺が手伝ってやってるんだろうが!」 べリアルは、双眼鏡を持つ指を真っ白にする。 「とにかく!お願いだから学校にまではついてこないでよ!目立っちゃう………」 本気で悲しそうにすると、べリアルは息を詰まらせた。 「んなこといわれてもよ………」 ほれっ。彼の細長い指が校舎を指した。