校庭の光をみずからはなっていた木の下で、全力疾走してきた足と肺を休める。 しかし休憩に時間を使うわけにいかず、強く木を蹴りつける。 がさっと数枚の木の葉が枝から舞い落ちた。 哀れだ、と思う時間は、ひたすら蹴りを放つことに使った。 「とっとと!降りて!こい!」 その渾身の3発で、ついに目的に品物が悲鳴を上げながら落ちてきた。