「いい!?絶対ついてこないでよ!」 「わかったわかった。とっとと行ってきな」 リボンを直しつつ、何度も念入りに釘をさす。刺されたほうはちっとも痛くはなさそうだが、言っておかなければ気が済まない。 「部活の時は違うんだからね!ついてきても即効追い出されることになるだけ!」 「うっせぇな。分かってるって言ってんだろうが!」 ついにベリアルも怒鳴り、鼻息荒く部屋へ引っ込んでしまった。