‐槍騎士の姫‐



水星の月。雷の日。
午前6時。

レイは夜通し続いた訓練になんの疲れも感じていなかった。


しかし、家臣達は全滅、へっとへとの状態だ。


「あぁ、もう朝か。悪いな、練習に付き合ってもらって。だが、今日はルーファとの同盟を記念した催しがある。シャキッとするのだぞっ!」


「「は、はい………。」」


今日は隣国へと向い、女王との対面し、挨拶をしなければならない。


そこではパーティーがあるが、レイは騎士としてルーファに向かうためドレスは着ないことにした。


いや、むしろ着たくない。


長年ドレスを着てないため、そういう格好が苦手になってしまったのだ。