‐槍騎士の姫‐



「来いっ!!!」


最初はミルだ。


レイの合図と共にミルが動き出す。


剣と槍とならもちろん有利なのはリーチが長い槍だが、


さすが私が育てただけある。

剣のいれ方、よけ方、攻め方……。


どれも完璧だ。


だがしかし、甘いな。



ミルが攻めて来た時に、瞬時に一歩下がり槍の長いリーチを生かし一瞬のうちに刺した。


カラン…………。


ミルは自分が持っていた剣を下に落として、後ろに倒れこんだ。



「ま、参りました……。」


「ふん、まだまだ甘いな。次っ!!!」



この練習は朝まで続いたのだった…………。