‐槍騎士の姫‐



これまた家臣達はざわついた。


そのざわつきを無視してレイは続けた。


「もちろん手加減無しだ。私に勝てたら位をあげてやろう。文句はないだろう?」


そう、レイが考えていた作戦とは位で釣るという何とも汚い手だ。


しかし、位が欲しいのは誰もが思うこと。


レイはその弱みに付け込んだと言うことだ。


「では一列に並べ!!」

家臣達は我先にと並んだ。


レイも負ける気は一切ない。


家臣に負けたら槍騎士の名が腐る。


レイは槍を構えた。