奥から現れたのは、 この国の王子と思われた。 顔は整っており、焦げた茶色の髪で瞳は綺麗なルビーの色をしている。 武器はロングソードを腰にさしている。 「私の息子とよかったらお話してやってくださいな。お隣の部屋を案内してあげて。」 「はい。こちらへ。」 王子は隣りの部屋の扉をあけ、手を添えて言った。 「あ、ありがとうございます…。」 レイはかなり動揺していた。 何故私が男と話さなくてはならないのだ!? しかし、ここは仲良くしなければ国にも影響を及ぼすだろう……。 ここは我慢………。