次の日の朝、いつものようにD組に行く…


ガラッ


『今日も来てるよ』

『ほんと懲りないよね』

『恥ずかしくないのかな?』


いつも耳にする言葉も、昨日のことを思い出して、ネガティブにしか考えれない…



泣きそうになるのを必死に我慢して話し掛ける。


「李玖…、おはよう」


「? はよ」



きっと笑えてなかったと思う。
その日は、昨日のことが浮かび、会話がままならない間に予鈴が鳴った。



その日から、あたしはD組に行くのをやめた。