恋は嘘から始まる。




「はぁ~やっと、終わった~っ!!」

「本当にそれだし~っ!!テストダルすぎ~(笑)」



そう。私達、

最近、
こんな恋愛の事ばっかりだったけど


実は、今日までテストだったのです。



「じゃーさっ今日どっか行こーよっ!!」

「あっいいねそれっ!!最近、柚子と遊んでなかったし♪」



ってか

テスト終わったし存分に遊べるしっ♪



「じゃーどこ行……」

「こいつは俺と帰る約束してるから。また今度にして?ごめんね?」



う、うん?

この声は確か田原壱斗の声なんだけど…


クルッ


「うん?何?瑠衣?」


顔も、田原壱斗なんだけど……



発してる言葉と

その超爽やかで優しい笑顔は


田原壱斗じゃ無いっ!!


ってか



「あーっ!!それなら全然連れてっちゃって下さーい(笑)」



柚子!?

何、勝手に私の事差し出してんのよ!?



「じゃーね。柚子ちゃん」ニコッ



田原はそう言うと私の肩に腕を回して

連れてこうとする。

ってか



「私の意思は無……」

「はっ?お前に拒否権なんてあると思ってんの?」



そう、耳元で言われた。



前言撤回。


やっぱり、こいつは

田原壱斗だ……。