今は夜中。現代の時間で言うと1時過ぎ。
隊士皆寝ている中、近藤の部屋には真梨・土方・山南・山崎・この部屋の主である近藤が集まっていた。

「真梨…本当に良いのだな?」

今日真梨の意志を近藤に伝えた土方。
近藤はもう一度確認する。

「はい。私は何度聞かれたってこの意志は迷いません。」

真梨は真っ直ぐ近藤の目を見て言った。

「そうか。」

近藤は嬉しいと悲しいを2で割った顔をした。

「では本題に入らせてもらう。」

土方は真梨の方を見た。

「芹沢暗殺には今回真梨にやってもらうことにする。それでだ…真梨はどうやって暗殺するか。真梨次第で俺達は動く。」