紛れもない、喧嘩の音… 廊下の角を曲がってすぐ… その光景があった あたしから約20メートル先で喧嘩をしていた 相手はあたしに誰一人として気づいていないようだった それはそうだ あたしは無意識のうちに気配を消していたから 一応相手から見える位置に居るのにもかかわらず… ドスッ… バキッ… ダンッ… …………… 最後に叩きつけられたような音で喧嘩は終わったようだった 気付いたらあたしの足は止まっていて、結局最後まで喧嘩を見ていた… 「誰だ…テメェ…」