蝶凛3 Never Say Never




紛れもない、喧嘩の音…




廊下の角を曲がってすぐ…




その光景があった





あたしから約20メートル先で喧嘩をしていた




相手はあたしに誰一人として気づいていないようだった




それはそうだ




あたしは無意識のうちに気配を消していたから




一応相手から見える位置に居るのにもかかわらず…




ドスッ…




バキッ…




ダンッ…




……………




最後に叩きつけられたような音で喧嘩は終わったようだった




気付いたらあたしの足は止まっていて、結局最後まで喧嘩を見ていた…





「誰だ…テメェ…」