蝶凛3 Never Say Never




あたしはハッキリとそう言った


一番近い席で見ている慶一郎の父親も、目を見開いている


あの人は鬱陶しいから後が大変だ



殺されてもおかしくはない



だってこんなにも大勢の前で“誓いません”だなんて言ったのだから



あのプライドの高い慶一郎の父親だからね…


でも後悔はしていない


それよりも清々しい何かが全身を駆け巡っていた


あたしは尚も言葉を続ける



東「私は、この先何があろうと…


世界に味方がいなくなったとしても



世界に一人ぼっちになってしまったとしても」



そこで一旦言葉を区切る



そしてキッと鋭い視線を参列者に向ける