朱莉「蓮哉先輩を、探さないんですか?」
蓮哉と久しぶりに聞き、それに先輩がついていて一瞬誰かわからなかった
だけれど、理解した瞬間
俺は無性にムカついた
その話題をだすな
そういう意味で睨みつける
だけど、女は怖がりながらも言葉を続ける
朱莉「ど、して…探さ、ないん…ですか?」
不思議で仕方がない、と言った顔をした橘朱莉
爽「どうして探す必要があんだよ?」
フンッと吐き捨てるように言った
朱莉「どうしてって!!仲間じゃないんですか?」
瞳に涙をためて、叫んだ
だけどそれは俺の神経を逆なでばかりさせた
爽「お前もあの場にいただろ
早く帰れ」
これ以上この話題は嫌だった
だからその日は無理やり帰した
朱莉「もう一度、来ますから」
俺の瞳を見ながらそう言って朱莉は帰って行った
爽「チッ」
俺は舌打ちするしかなかった
だけどこれだけ睨まれてまた来るとは思っていなかった
だから橘朱莉が帰った後も、その話題には触れなかった
なのに…

