side  恋華



あれから数日・・・



「龍牙、いい加減離れない?」



あの日から龍牙がべったりひっついて離れない。



「いやだ。」


ずっとこれの一点張り。


はぁ、




それに周りの女子の目が痛い。



「もう龍牙、ほんとに怒るよ」


「離したらまたあいつのとこいく・・」


まだそんな心配してるんだ


「どこにもいかないから」


「いや行く・・・。」



「行かない」



なんでそんなこと考えるんだろ信用されていないな。



「龍牙いい加減はなしてやれ」



助け船を陽くんが出してくれた



「そうそう、いい加減にしないと恋華に嫌われちゃうよ」