Side 恋華 おもわず部屋を飛び出し外にでていた。 私の心模様のように仕切りに雨が降っている。 私は構わず遠くへ逃げた。 私が誰かの側にいちゃいけない。 優音お兄ちゃんの病気ように、秋の事故のように また失う… 近づくたびに遠くなる。 「恋華!!!」 「恋華!!!」 私を呼び止める愛しい人の声。 振り向いちゃいけない。 そう思ってるのに足を止めてしまう。 振り返えようとすると 次の瞬間、足場をすくわれ体が浮く。 声を出す暇もなく一気に下へ落下する。