残念、もう少し恋華の裸見ていたかったのに。
変態な俺はそんなことを考え恋華に着るものを渡す。
「秋、そう言えばご両親は?」
「あぁ親は年中海外で演奏活動。ふたりとも音楽家なんだ。だから家には俺と虎だけ。」
年中いなくてほんとに虎には申し訳なく思う。
「そうなんだ、じゃああたし虎君起こしてくるよ。」
そういって部屋から出ようとする恋華を捕まえ抱き寄せる。
「少しだけこのまま。」
恋華は笑って虎君より甘えん坊だなって。
だって仕方ない、今日でお別れだから。
「秋。大丈夫だよ、淋しくなったら会いに来るから。」
「ダメっ」
恋華は驚いた顔をして俺を見る
「俺が行くから。」
そう言って何度もキスをする。
それからふたりで虎を起こしに行く。
虎はまだ少し寝ぼけていてでも、恋華がいるとわかったらすぐに起きて
恋華に抱きついてきた。
朝食も食べ終わりくつろいでいると恋華が
俺の部屋のピアノでノクターンを引き始めた。

