「また明日ね。」
そう言い残し彼女は公園を出て行った。
その日の夜俺は明日も彼女に会えるかと思うと、
全然眠れなかった。
明日は彼女の名前を聞こうとか、
どこの中学に通っているのかとか。
それに、あの悲しそうな顔のわけも・・・。
次の日昨日より少し早く着いたのに、
彼女はもう来ていてまた悲しそうに海を眺めている。
彼女を見つけた虎はすぐにかけより抱きつく。
彼女は驚いた顔をしたがすぐに笑顔になり
「今日は何して遊ぼうか。」
虎を椅子に座らせ聞く。
「うーんとね。今日はお星さま見に行く。」
また無理なことを・・。
こんな明るいのに星なんて、と思っていると。
「そっか、じゃあ行こうか。」
そう言って虎の手を引く。
それから俺に軽く耳打ちをした。
「プラネタリウム。」
いたずらに微笑む彼女は俺の手を引き歩き出す。

