それから、学校を抜け出し龍牙に連れられるまま龍牙の家に着いた。
龍牙の部屋に入ると龍牙は私を強く抱きしめた。
「龍牙・・・。」
「恋華・・・キスしていいか。」
いつもみたいにふざけた龍牙じゃなくて、本気であたしを求めている。
「うん・・・いいよ。」
それから龍牙と私は見つめあいキスをした。
「んんっ・・りゅぅんっがっんんっ。」
唇を離し龍牙はあたしを強く抱きしめた。
何度も、何度も。
「俺さ、お前があいつにキスされてるの見てなにも考えられなくなって気づいたらあいつに殴りかかってた。まぁかわされたけどな。」
龍牙は笑っていたけどほんとはきっと・・・。
でも、あたしは何もしてあげられない。
そんなことを思っていると急に龍牙が思い出したように
「そう言えば、あの賭けおれの勝ちだな。」
そう言った顔は俺様ないつもの龍牙だった。
「いやでも、あれはね・・・・」
「恋華ちゃん」
やっぱり、俺様は健在。
はぁ何要求されるんだろ・・・
「で、なにすればいいの?」
龍牙はニャッと笑い
「恋華の全部をちょうだい。」

