リムジンに乗せられ私はいかにも高級そうな店に連れてこられた。
「おい、ついたぞ。」
そう言ってあたしの手を引っ張る彼は
とても楽しそうで、断ることができなかった。
「ここで好きなドレスを選んで来い。」
ド、ドレス!?
「そんなお金持ってないし、どこできるのよ。」
「今夜のディナー。俺が払うから早くしろ。」
ディナーって高校生のやることじゃないよ!!
「いや、あの、ほんと気持ちだけで十分ですから。」
いまいち意味がわからない状態で自分が言っている言葉さえもあやふやな私に
「早くしないと、俺が着替えさせるぞ。」
「はい!すぐ行ってきます。」
残念、と彼は言い残し店の紳士コーナーへ向かっていった。
それから数十分たて私はやっとドレスを決めて試着室へ向かった。
私が選んだのは純白の丈が少し短めのドレス。
鏡で見ていると
「おい、決めたか」
高倉君の声が試着室の向こう側から聞こえた。
「うん」
試着室のドアを開ける。
すごく恥ずかしかったけど、見せないと何か言われそうで・・・
「お前、それ丈短すぎだろ。」
高倉君は少し顔をしかめていた。
似合ってなかったのかな・・
「へんかな?」
あーもーといって彼は一言。
「かわいい。」
ドキッ

