「で、私はなんでここに連れてこられたんですか?」


彼は、いやそうな顔をして


「口止めだ。」


「なんの?」


あたしこの人の口止めされるような秘密なんて握ってたっけ?



「俺の性格。」


あぁなるほど!!


て、納得してる場合じゃない。


「わかりました。誰にも話しません。」


「それじゃぁ信用できないな。」


そう言って彼は私に顔をちかづけ


チュッ


キ、キキキキキス!!



「ちょ、なにしてるの!!」


彼は不敵な笑みを浮かべ


「口止め。」


口止めってそういう意味じゃないっ。



「じゃぁ行くぞ。」

いく?どこへ?


まだ何かされるの私!?



「デートだよデート。もしかして変なこと想像したのか?エッチ。」


ちょ、それあたしのセリフ!!


エッチって完璧あんたの事じゃん。