【完】キミがいた夏〜Four years later〜





俺はそのアンティーク調の扉のノブに手を掛けて、小さな深呼吸をした



隣に目をやると、綾香の頷く顔が目に入る



その姿を確認すると俺は意を決してその扉を強く引いた



きっと鍵がかかっていて開かないだろう



その時はお店が始まるまで待ち伏せをするしかない



そう決心していたのに
扉は予想外にアッサリとその口を開ける



まるで俺達を待ち構えていたかのように…