美鈴は驚くほど近い場所に存在していた 電車を2回乗り継いだ、隣町の繁華街にある飲み屋 そこで働いているとその紙には記されていた 電車はどんどん美鈴に向かって進んで行く 美鈴は俺を快く出迎えてくれるだろうか それとも… 俺はあの日見た、美鈴の瞳を思い出していた 冷たい… 冷たい目をしていた 不安とも期待とも言い表せない気持ちを抱えたまま やがて電車は美鈴の住んでいる街で停車する 俺は重い体を引きずるようにして電車からノロノロと降りていた