お互いを支え合うには幼かった2人




それを愛と呼ぶには短すぎた夏の日




けれどそこには確かに愛が合った




小さくて誰もが見落としてしまいそな



そんな儚くて消え入りそうな想いをお互いの胸に抱いて



ひっそりと歩んできた







「優勝のインタビューに移りたいと思います」



俺は優勝杯を高々と持ち上げて笑う