大会スタッフは医者に俺の具合を確認した後 俺の顔を見て何かを納得したように大きく頷いた 「よし、じゃあ天候も戻ってきたし 30分後にファイナルを始めるから、コンディション整えといて」 「はい!」 スタッフの人が去った後に空を見上げてみる スタッフの人が言ったように、さっきまで空を覆っていた雨雲が幾分晴れて、雲の切れ間から太陽が見え隠れしていた 「よかったな渚」 「ありがと」 トビーさんに声を掛けられ立ち上がった俺は 少しフラつきながらも、美鈴の元まで歩みを進めた