そして都さんは美鈴の前に何かを差し出す その掌に乗っていたのは小さな鈴 「あのこお守りだって言ってこれサーフボードの端に付けてた」 鈴は…美鈴の象徴 「それを付けたサーフボードがね、渚の体をきっちり乗せてたの 高波にさらわれたのによ?」 美鈴の瞳から涙が溢れた 「奇跡だと思わない?」