私は顔面蒼白の美鈴を腕を引きずるようにして都さんの指定した場所に急いだ そこには意識を失っている渚が担架に乗せられて横たわっていた それを見た美鈴の体が強ばるのを感じる いや、美鈴だけじゃない 私だって怖い 「綾香ちゃん!美鈴ちゃん!よかった!近かったのね!」 焦った都さんとトビーさんが私たちを見つけて走ってきた 「都さん!渚は!?大丈夫なの!?」 「綾香ちゃん、落ち着いて!」 取り乱す私の肩を掴んだのはトビーさんだった