美鈴は私の言葉を聞いた途端に小さな悲鳴を上げて、その白い顔を更に白くして体が震え出した 「や…だ…」 口に手を当てて何かをブツブツ言っている 無理もない 私も信じたくない 詳しい内容を聞かないまま電話を切ったせいで 不安がドンドン煽られる 渚─── 無事でいて 予想以上に近かった会場は、急いだこともあって渋滞を抜けて5分で着くことが出来た