「あの夏休みに…どうしても美鈴と話してみたくて呼び出したんだ…」
「…そっか」
何の話をしたんだろう…
聞こうかどうか迷っていると、三池くんは話を続けた
「でもその時に話したこと…未だに後悔してる」
「え?」
「俺が美鈴の人生狂わせたのかもしれない…」
どういうこと?
さっぱり意味がわからない…
「何て言ったの?」
今度は迷うことなく聞いていた
きっと三池くんはその話をしに来たのだろう
けれど三池くんは私の質問に答えることなく再び窓の外を見て黙り込む
やっぱり掴み所のない人だというのは変わっていない



