【完】キミがいた夏〜Four years later〜





チリリーン─────……‥‥



『お店の入り口で佇む…髪がボサボサで無精髭をはやした男性
一瞬…誰なのかわかりませんでした…』




──美鈴…


──…っ…お父さん!?


──…美鈴…頼む
俺と一緒に来てくれ…


──え?


──もう俺にはお前しかいないんだ…頼む!
頼むよ!
今までのことは謝る、これからはちゃんと心を入れ換えて働くから…!
この通りだ!!




『そう言って、お父さんは私の目の前で土下座をしました…』




──お父さん…やめて…


──ううう…頼むよ…美鈴…


──……行く…から…


──…え…?


──…一緒に行くから…頭を上げて





『私にはそれしか言えなかった…
あんなお父さん見たくなかったから…』




やっぱり…


あの日…父親が迎えにきたのだ…


最悪のタイミングで…