【完】キミがいた夏〜Four years later〜





「高校2年生の夏にあなたに出会ってとても幸せだったと言ってたわ

あなたの話をしている時の美鈴は顔はとても穏やかだった」



美鈴…


俺も…


とても幸せだったよ




「あなたと美鈴が別れたのは確か…」


「…夏休みの最終日です
その日を最後に、俺の前から美鈴は消えました…」




美鈴をやっと手に入れたと思ったあの日


美鈴を失ってしまった


前日までは普通に過ごしていたのになぜ?


何度も何度も考えて出した答えは『父親』のこと


きっとあの日に何かがあったんだ…


美鈴に何があったのかずっとずっと知りたかった


それをやっと今、知ることが出来る




「美鈴はゆっくりと自分のことを話してくれたわ」




『夏休みの終わりの日に…
私がお世話になっていたお店の閉店間際にお父さんが突然現れました…』