【完】キミがいた夏〜Four years later〜





「あなたも知ってるんでしょ」


「え?」


「美鈴の生い立ちを、どこまで知ってるの?」


「……美鈴が話してくれて、高校の夏休みまでは一緒でしたから」


「そう…
私にも話してくれたわ」



二人いたお母さんのこと


弟のこと


お父さんのこと




「そしてあなたのこともね」



え…



「俺…?」


「そうよ、太陽のような人が私を支えてくれていたってね」



美鈴…



俺は太陽なんかじゃないよ



俺はキミを上手く照らしてやることができなかったから