「あなたも知ってるんでしょ」 「え?」 「美鈴の生い立ちを、どこまで知ってるの?」 「……美鈴が話してくれて、高校の夏休みまでは一緒でしたから」 「そう… 私にも話してくれたわ」 二人いたお母さんのこと 弟のこと お父さんのこと 「そしてあなたのこともね」 え… 「俺…?」 「そうよ、太陽のような人が私を支えてくれていたってね」 美鈴… 俺は太陽なんかじゃないよ 俺はキミを上手く照らしてやることができなかったから