渚と美鈴は、私が入ってくることを半ば予想していたかのように驚いた表情はまったくと言っていいほど見せなかった ただ戸惑うような視線を同時に私の方に向けた 乱れた髪 肌けた服 それだけで今ここで2人が何をしていたのかを知るには十分すぎた 「…っ…」 自分の心臓がギュウギュウと何かに踏み潰されているような感覚 苦しい… どうして? この間、このリビングで愛されようとしていたのは他でもない私で けれどいくらもしないうちに拒否をされたのに 美鈴はすんなりと受け入れられたんだという事実