呪われた愛

何もない空間からケンボーの声だけが聞こえる。




ケンボー「句羅昼の計!!」




しばらくして、突如、海の沖の方から人影が浮かび上がった。




誰かに抱きかかえられているかのような浮かび上がり方だった。




その人は女性で、高校の制服を着ていた。




制服は海水を含んで濡れており、かなり重くなっていた。




その女性は陸地まで浮かんでくると、陸地に寝かされた。