「ごめんね、今日は…告白されてないんだ。」


「違うの!!!」


私が申し訳なさそうに目をそらした瞬間、
海実の表情が変わった。


「何かあったの…??」


「部屋で話せる?」


「う、うん。」



部屋で話すなんてよっぽどの話なのかな…
海実の部屋に行くのにこんなに緊張した事はない。