「あの時はちょっとビックリしただけで、別に嫌やった訳じゃないねん!買い出しだって楽しかったし、アストロ・ツインの事だって嬉しかったし!」


「え……?」


「まださっき気付いたばっかりやけど!でもっ……!」


「堀川、ちょっと待っ……」


「あたしだって、香坂君の事が好きっ……!」


必死になっていたあたしは、香坂君の言葉も聞かずについ告白してしまって…


「……と思う。た、たぶん」


恥ずかしさを隠すように、慌てて付け足した。