アストロ☆ツイン

息を小さく吐いた香坂君は、あたしから手を離した。


掴まれていた手首から、温もりが消えていく。


「でも、もうあんまり関わらへんようにするから……」


「え……?」


それって、もう前みたいに話したり出来ひんって事……?


「堀川に嫌な思いさせたくないし……」


「嫌じゃないからっ!!」


頭の中を整理する前に飛び出したのは、あたしの素直な気持ち。


まだ認めたばかりの想いの丈(タケ)を込めて、精一杯叫んでしまっていた。