アストロ☆ツイン

「……三学期からはさ、あんまり話し掛けへんようにするから」


「え……?」


「俺、今度は堀川の事泣かしてしまうかもしれんし……」


「それ、どういう……」


言葉に詰まったあたしに、香坂君がまた困ったような笑みを見せる。


そして、彼は何かを決心するように一度だけ目を閉じた後、ゆっくりと口を開いた。


「俺、堀川の事が好きやから」


優しく優しく紡がれた言葉。


それは耳から胸の奥まで落ちていって、あたしの心を温めた。