アストロ☆ツイン

「お願い!助けて!」


「え?」


「この間補習サボって、期末も赤点やったから、めっちゃ課題出されてん!」


眉を下げた香坂君の脇には、プリントの束が挟まれている。


「しかも、今日中にこれ提出せぇへんかったら、冬休みも補習やって言われてん!補習なんかされたら、パーティー参加出来ひんし!俺、幹事やのに〜!」


子犬みたいな瞳で懇願されたら、断る事なんて出来なくて…


香坂君と上手く話せない事をすっかり忘れて、あたしはつい頷いてしまった。