アストロ☆ツイン

「コラーッ!!香坂っ!!お前は掃除の後、補習があるやろっ!!」


「補習も休みまーす!」


飛んで来た怒鳴り声に、香坂君は悪戯な笑顔で振り返って言った。


手首を掴まれているあたしは、前にいる彼にただ引きずられるように走る。


「香坂君、補習っ……!」


「平気、平気!」


「でっ、でも!」


「ん?堀川は補習ちゃうやろ?」


「違うけど……」


「ほんなら問題なし!」


香坂君は、何故か得意気に笑った。