アストロ☆ツイン

断る理由も無くて頷くと、香坂君がフワリと笑った。


「ほんなら、今日の放課後はちょっと付き合ってな!」


「うん」


「サンキュー」


香坂君はそう言い残して、転がるように教室から出て行った。


それを呆然と見ていると、智恵の含み笑いにも似た声が聞こえて来た。


「ふ〜ん……」


「何?」


「クリスマスパーティー楽しみやな〜と思って」


ニヤける智恵に小首を傾げると、彼女は逃げるように自分の席に戻ってしまった。