[続]*保健室は秘密の園*

「別に。そういうとこも可愛い」




だからなんでこいつはこんな恥ずかしいことばっか言うの!




ていうかその笑顔やめて!
かっこよすぎるから!




二人共ケーキを食べ終わると拓実君はおもむろに小さな箱を取り出した




「開けてみて」




素直にその言葉に従って箱を開けてみると…




キラキラと輝く宝石が着いた指輪が入っていた




「これ…」




「誕生日おめでとう春」




「あ…りがとう。ね、つけてみてもいい?」