キミ色季節。【完】









「好き、その気持ちだけでじゅーぶん。」



「あ…や、でも」



「俺が、杏香といたい。」



そんなこと…



「拓海が後悔しても知らないよ…?」



「しねぇよ」




拓海は
クスッと笑って
そっと手をつないでくれた。





麗さんとは違ったあったかさがあって…



いつ、離されるか分からない麗さんの細い手ではなくて、



安心感に満たされていた。