《それはわからないでもないけど…友達に合わせたりするのは駄目だよ?》
「ん。…多分S高だと思う…」
《杏香頭いいもんね~!》
「よくないよ~」
《勉強してる?》
「してない笑」
《まぁあと2ヶ月あるからね~》
「ふぁー…」
《あっもうこんな時間!?》
「ごめんね、いきなり電話…」
《ううん!久しぶりに声聞けてよかった!麗のこと、頑張ってね》
「本当にありがと…おやすみなさい」
いつも佐奈には
救われる。
決めるのは、あたしだ。
麗さんのことも、進路も。
佐奈はM高に通ってる。
M高を視野に入れてた理由の一つ。
麗さんと佐奈がいたら
絶対楽しいと思ってた。
でもそんな理由じゃいけない。
S高とM高は
結構レベルにも差がある。
あたしはゆっくりと眠りについた。

